【現役地場ドライバーが解説】地場配送がきついと感じる瞬間と続ける理由

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地場配送は「毎日家に帰れる」「長距離より楽そう」と言われることがあります。
しかし実際に働いてみると、件数の多さや時間のプレッシャーなど、きついと感じる瞬間も少なくありません。

結論として地場配送は「完全にきつい仕事」ではなく、会社や仕事内容によって負担の差が大きい働き方です。

これから地場配送を始めようとしている方や、今の仕事がきつくて悩んでいる方は、本当に自分に合った働き方なのか気になっているのと思います。

トラくん

地場配送って近場なんだから楽なんじゃないの?

ウイングくん

距離は短いけど、その分細かいプレッシャーが多いかな!

この記事では、現役地場ドライバーの視点から

  • 地場配送がきついと言われる理由
  • 実際にきつかった瞬間
  • 筆者が地場配送を選んだ理由
  • きつい会社の見分け方

について解説します。

この記事を読むことで、

  • 地場配送が本当にきついのか
  • 自分に向いている働き方
  • 失敗しにくい会社選びのポイント
  • きついと感じた時の対処法

が分かります。

これから地場配送を始める方も、今の働き方に悩んでいる方も、ぜひ参考にしてみてください。

自分に合う地場配送を相談したい方はこちら

目次

地場配送とは│仕事内容と働き方の種類

まずは地場配送の基本的な仕事内容と働き方を整理しておきます。
同じ地場配送でも、内容によって負担は大きく変わります。

  • 地場配送=近距離配送(〇〇km圏内など)
  • 日帰り運行が多い
  • 定期便・専属便・フリー便がある

仕事の種類を表にすると以下の通りです。

項目定期便専属便フリー便
配送ルート固定ある程度固定日替わり
荷主固定特定企業のみ毎回変わることあり
仕事内容同じ作業が多い比較的安定毎回変化あり
覚えやすさ◎ 覚えやすい○ 慣れれば楽△ 覚えること多い
体力負担○ 内容による○ 比較的安定△ 増えやすい
精神的負担時間厳守が大変荷主ルール次第変化が多く疲れやすい
未経験おすすめ度
向いている人安定志向・初心者安定重視変化好き・経験者
トラくん

ドライバーが初めての人には結局どれがいいの?

ウイングくん

仕事内容が覚えやすい定期便・専属便からが良いよ!

地場配送がきついと言われる理由

地場配送は長距離より楽なイメージを持たれがちですが、実際には別の大変さがあります。
ここでは、実際にきついと感じやすいポイントを「肉体的」「精神的」に分けて解説します。

肉体的な負担

地場配送は走行距離が短い代わりに、作業回数が多くなりやすい仕事です。

■ 主な理由

  • 配送件数が多い
  • 積み下ろし回数が増える
  • 乗り降りの回数が多い
  • 手積み・手降ろしになりやすい

長距離のように運転時間が長い疲れ方とは違い、細かい動作の繰り返しで疲労が溜まりやすいのが特徴です。

精神的な負担

地場配送は件数が多くなる分、時間指定や周囲の状況に左右されやすく、精神的なストレスを感じる場面もあります。

■ 主な理由

  • 納品時間のプレッシャー
  • 渋滞による遅延リスク
  • 駐車場所が限られる
  • 狭い場所での作業や安全確認
  • 荷主ごとのルールへの対応

「距離が短い=楽」というわけではなく、時間管理や判断力が求められる仕事です。

地場配送を含め、トラックドライバーの仕事内容は働き方によって大きく変わります。
全体像を知っておくと自分に合った働き方を見つけやすくなります。

詳しくはこちらの記事で解説しています
▶︎ トラックドライバー基礎まとめ記事

トラくん

距離が短いなら肉体的には楽そうだけど?

ウイングくん

その分件数が多くて人とのやり取りが多いから精神的な負担が強いかな!

実際にきつかった瞬間(体験談)

地場配送はすべてがきついわけではありません。
ただ、状況によっては一気に負担が大きくなる瞬間があります。

ここでは、実際に筆者が体験したきついと感じた場面を紹介します。

知らない道に入ってしまい通れなくなった時

地場配送では近距離が中心のため、慣れた道を走ることが多いです。
しかし、件数が増減したことで少しルートを外して知らない道に入ってしまうと大変なことになります。

筆者も実際に、ルート選びでヒヤッとした経験が何度かあります。

高架下の高さ制限に引っかかった

高さ制限に気づかず進んでしまい、先に進めなくなったことがあります。
近くのマンション駐車場に入り込んでしまい、最終的には先輩に来てもらいバックで脱出しました。

片車線塞いでしまって後続車からクラクションを鳴らされた焦りと周囲への迷惑を考えると精神的にかなりきつい瞬間でした。

狭い住宅街に入り込んでしまった

道を間違えて住宅街に入り、トラックでは曲がれない場所に。
近くの駐輪場でなんとかUターンできましたが、周囲への注意や確認で神経をかなり使いました。

Googleマップの案内が通れない道だった

Googleマップは乗用車向けのルートを案内することも多く、トラックでは通れない狭い道に誘導されることがあります。

Googleマップは便利ですが、トラックで使う場合は、通れそうな道なのか事前確認が重要になってきます。

学んだこと

  • 事前にルートを確認する重要性
  • 高さ制限や道幅の確認
  • トラック用ナビの必要性

地場配送は距離が短い分、細い道や住宅街に入る機会も多く、事前のルート選びが重要だと感じています。

トラくん

実際に道を間違えると焦りそう……💦

ウイングくん

危険な場所なら無理せず警察に連絡して誘導してもらうのが1番安全だよ!

路駐で作業する時

地場配送では、必ずしも理想的な駐車スペースがあるとは限りません。

■きついと感じた理由

  • 停められる場所が限られる
  • 後続車に気を使う
  • 危険を感じながら急いで作業する
  • 工事やイベントで急に停められなくなる

特にきついのは、いつも停められる場所が使えないときです。

工事や近くのイベントで道路状況が変わると、急きょ別の場所を探さなければならなくなります。

筆者も、一方通行の道路に入った直後に工事で道が狭くなっており、作業が終わった後に後ろから車も来ていたため戻ることができなくなった経験があります。

工事現場の誘導員の方に左右を確認してもらいながら、両方のミラーを畳んで電柱ギリギリのスペースを慎重に通過しました。

突発的な時に焦りが出ると、安全確認も雑になりやすく、事故にも繋がりやすくなります。

トラくん

路駐って色んな場面があるから落ち着かないよね…

ウイングくん

企業間配送だと敷地内に停められることも多いから、落ち着いて作業できる場合もあるよ!

雨が降って荷物が濡れそうな時

雨の日の配送は想像以上に大変です。

■ きついと感じた理由

  • 荷物を濡らさないように神経を使う
  • カッパで動きにくい
  • 荷物が滑りやすい
  • 件数が多いため遅れが後に響く

地場配送は件数が多い仕事も多く、1件の遅れがその日の流れ全体に影響します。

重量物の手積み・手降ろし

10kgを超える荷物が増えてくると、負担は一気に大きくなります。

産廃業者で働いていたときは、タンスや冷蔵庫なと数十kgの荷物を扱うこともあり正直かなりきつかったです。

■ きついと感じた理由

  • 回数が増えると一気に疲労が溜まる
  • 腰への負担が大きい
  • 夏場は体力の消耗が激しい

ただし、扱う荷物によって負担は大きく変わります。

手積み・手降ろしが必ずしもきついとは限りません。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
▶︎手積みは本当にきついのか解説

筆者が地場配送を選んだ理由

トラックドライバーにはさまざまな働き方がありますが、筆者が実際に地場配送を選んだのにはいくつか理由があります。

毎日家に帰れる(生活リズムが安定する)

地場配送は日帰り運行が基本のため、毎日同じ時間帯で生活しやすいのが大きなメリットです。

  • 睡眠リズムを崩しにくい
  • 体調管理がしやすい
  • プライベートの予定を立てやすい

長距離のような泊まり運行がない点は、自分には合っていました。

近場だからトラブル時に会社が対応してくれやすい

地場配送は営業所からの距離が近いため、トラブルが起きたときにサポートを受けやすいです。

  • 急なトラブル時に応援が来やすい
  • 指示をすぐもらえる
  • その日のうちに対応が完了する

突発的な時に精神的な負担が軽くなるポイントです。

トラくん

長距離の人ってトラブル起きたら大変そうだなあ……

ウイングくん

まずは会社に連絡、JAF(日本自動車連盟)や #9910(道路緊急ダイヤル)に相談できるけど、長距離だとその場ですぐ帰れるとは限らないんだよね💦

地元密着で土地勘があるから道を覚えやすい

同じエリアを走ることが多いため、土地勘がある人は仕事に慣れるまでが早いです。

  • 渋滞しやすい道が分かる
  • 抜け道を覚えやすい
  • ナビに頼らず動ける

逆に、地元ではない人は道を覚えるまで少し大変そうに感じました。

地場配送は未経験から始めやすい

トラックドライバーの中でも、地場配送は未経験から始めやすい働き方のひとつです。
仕事内容や求人の多さから、異業種からの転職でも挑戦しやすい環境があります。

トラくん

現場でも半分以上の人が未経験からって印象だったなあ。

求人数が多い

地場配送はドライバーの中でも需要が高く、多くの会社で募集されています。

  • 地域配送は常に人手不足になりやすい
  • 未経験歓迎の求人が多い
  • 小さいトラックも多く普通免許からスタートできる場合もある

地域密着の企業では、筆者が経験した産廃ドライバーのように、配送以外のドライバー職も含めて求人が多い傾向があります。
求人数が多い分、自分に合った会社や仕事内容を選びやすいのも特徴です。

運転時間と作業時間のバランスが良い

長距離のように長時間運転が続くわけではなく、運転と積み下ろし作業がバランスよくある仕事です。

  • 長時間運転が苦手な人でも続けやすい
  • 体を適度に動かせる
  • 単調になりにくい

運転は好きでも長時間運転は苦手という人におすすめの選択肢です。

ルートが固定される仕事も多く覚えやすい

定期便などでは配送ルートが固定されることがあり、毎日同じ流れで仕事を進められる場合があります。

  • 道を覚えやすい
  • 作業手順が身につきやすい
  • 慣れると精神的な余裕が生まれやすい

初めてドライバーになる人でも取り組みやすい理由のひとつです。

きつい会社の見分け方

同じ地場配送でも、会社次第で働きやすさは大きく変わります。
以下のポイントは事前にチェックしておくのがおすすめです。

  • 配送件数が多すぎないか(休憩が取れない・常に時間に追われる)
  • 荷物の内容が曖昧ではないか(重量物・手積み中心など)
  • 拘束時間が読めるか(出勤・終了時間が不安定ではないか)
  • 職場見学ができるか(現場の雰囲気や作業内容を確認)

筆者の経験では、仕事内容や扱う荷物がある程度決まっている方が働きやすく感じました。
毎回内容が変わる仕事は判断や準備が増えるため、大変になりやすいと感じます。

トラくん

仕事内容が一定の方が楽そうだね。

ウイングくん

同じ作業を繰り返すと体も慣れてくるし必要な筋肉も自然についてくるんだよ!

筆者自身、職場見学をしたことで「ここは大変そうだな」と感じる会社を事前に見抜けた経験があります。
ドライバー職は、1日の流れが似てるので実際の現場を見るだけでも求人票では分からない部分が見えてきます。

地場配送がきついと感じたら

地場配送がきついと感じた場合でも、すぐにドライバー職を辞める必要はありません。
働き方を少し変えるだけで、負担が大きく変わることもあります。

  • 担当コースを変えてもらう
  • 配送距離を変える(地場 → 中距離など)
  • 荷物の種類を変える(重量物→軽量物)
  • 会社を変える(配車や働き方の違い)

同じ会社でも担当する仕事によって楽なコース・きついコースがあり、負担は大きく変わります。
社内で配置変更ができるなら、まず相談してみるのがおすすめです。

社内で解決しなくて転職を考える場合は、自分に合った探し方を選ぶのがおすすめです。

トラくん

担当変更って難しいの?

ウイングくん

人気のコースは長く担当してる人も多いけど、相談してみると意外と変えられる場合もあるよ!

トラックドライバーの転職方法を知りたい方はこちら
▶︎トラックドライバーの転職方法を解説

まとめ|地場配送はきつい部分が選び方で変わる

地場配送は決して楽な仕事ではありません。
件数の多さや時間のプレッシャー、狭い道での判断など、きついと感じる瞬間はあります。

しかし、すべての地場配送がきついわけではありません。
仕事内容や荷物の種類、そして会社によって負担は大きく変わります。

実際に筆者も、働き方や環境によって大変さが違うことを経験してきました。

地場配送がきついと感じた場合は、

  • 仕事内容を見直す
  • 社内で担当を変えられないか相談する
  • それでも難しければ環境を変える

この順番で考えるのが現実的です。

地場配送は自分に合うかどうかで評価が変わる仕事だと感じています。

トラくん

じゃあ地場配送はおすすめなの?

ウイングくん

生活リズム重視なら合いやすいし、仕事内容が合えば続けやすいよ!

地場配送以外の働き方も知りたい方は、トラックドライバーの全体像をまとめた記事も参考にしてみてください。
▶︎トラックドライバーまとめ記事

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▶︎トラックドライバー向けおすすめ転職エージェントを解説

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この記事を書いた人

普通免許のみ・未経験からトラックドライバーになったしゅんです。
転職を何度も経験してきたので、「失敗しても大丈夫!」という目線で初心者向けの情報を発信しています

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