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トラックドライバーの求人を見ると、「手積み手下ろしあり」という言葉を見かけて、不安に感じたことはありませんか?
「体力的にきつそう」「女性や未経験には難しいのでは?」と感じて、応募をためらってしまう人も多いと思います。
筆者自身、実際に手積み作業を経験し、女性ドライバーも働く現場を見てきました。
この記事では、現役ドライバーの視点から、
- 手積み手下ろしがきついと言われる理由
- 負担が大きくなりやすい仕事の特徴
- 女性や未経験でも続けやすい条件
- 手積みが少ない車種
- 実際に女性が働いてる現場のリアル
について、分かりやすく解説していきます。
この記事を読むことで、手積み手下ろしの本当の負担や、比較的楽な仕事の見極め方が分かります。
結論から言うと、手積み手下ろし=必ずきつい仕事というわけではありません。
手積み手下ろしは本当にきつい?現役ドライバーの結論

同じ「手積み」と書かれていても、荷物の種類や仕事内容、現場環境によって負担は大きく変わります。
未経験の方は「手積み=体力勝負で続かない」とイメージしがちですが、実際には条件次第で女性や未経験でも続けられる仕事も多く存在します。
手積み手下ろしが「きつい」と言われる理由
手積み手下ろしがきついと言われる最大の理由は、人の手で荷物を扱うため身体への負担があるからです。
フォークリフトや機械を使わずに荷物を積み込む場合、荷物の重量や数によっては体力を大きく消耗します。
特に以下のようなケースでは負担が大きくなりやすいです。
- 箱数が多い現場
- 荷物を何度も持ち運ぶ必要がある
- 積み方に制限があり効率よく作業できない
こうした条件が重なると、「手積み=きつい」というイメージが強くなります。
仕事内容でキツさは大きく変わる
同じ手積み手下ろしでも、仕事内容によって難易度は大きく変わります。
例えば、軽い雑貨を積む仕事と、重量物のケースを大量に扱う仕事では、身体への負担はまったく違います。
また、
- 配送件数
- 積み込み場所の広さ
- 作業時間の余裕
なども、作業の大変さに大きく影響します。
求人票で「手積みあり」と書かれていても、それだけで判断するのはおすすめできません。
トラくん件数が増えるほど余裕なくなるよ……



焦らされるとミスも起きやすくなるからね……
天候に左右されやすい
手積み手下ろしは、天候の影響を受けやすい作業でもあります。
屋外での作業が多い現場では、
- 雨の日は滑りやすい
- 夏は熱中症リスク
- 冬は手がかじかむ
- 荷物を破損させやすくなる
など、環境によって負担が変わります。
逆に、屋根付きのバースや屋内作業が中心の現場では、同じ手積みでもかなり楽に感じることがあります。
手積み手下ろしがきつい仕事の特徴


手積み手下ろしの負担は、「手積みかどうか」だけでは判断できません。
同じ手積みでも、仕事内容や荷物の条件によって体力的なきつさは大きく変わります。
ここでは、現役ドライバー目線で「負担が大きくなりやすい特徴」を紹介します。
バラ積み(段ボール・ケース物)中心
バラ積みとは、パレットを使わず荷物を一つずつ積み込む作業のことです。
段ボールやケース物などを手作業で積む場合、持ち上げる回数が多くなるため体力を消耗しやすくなります。
また、荷物の重さがバラバラだと積み方を毎回考える必要があり、作業効率が下がることもあります。
箱数が多すぎる現場
1つ1つの荷物が軽くても、箱数が多ければ負担は大きくなります。
大型で500箱など、極端に箱数が多い現場では積み込み時間が長くなり、疲労も蓄積しやすいです。
重量だけでなく「荷物の多さ」も重要な判断ポイントです。



大型車の手積みが1番きついよね……



全部手積みなら準中型までの方が負担少なくておすすめだよ!
荷物の形がバラバラ


荷物の形が統一されていない現場は、思った以上に疲れやすくなります。
例えば、
- 細長い荷物
- 丸い荷物
- サイズがバラバラ
などは積み方に工夫が必要になり、時間も体力も使います。



バラバラだと隙間が出来やすくなるから大変なんだよね。



荷崩れリスクも上がるから四角い荷物中心で扱う方が良いよ!
繊細な荷物
繊細な荷物は、重量が軽くても負担が大きくなりやすい特徴があります。
例えば、
- 割れ物系(瓶入り商品、ガラス製品)
- 食品系(ケーキ、お土産品)
- 外装が重要な商品(ブランド商品、特注品)
これらは破損防止のため慎重な作業が必要になり、スピードよりも丁寧さが求められます。
その結果、
- 常に気を使いながら作業する必要がある
- 積み方に制限がある
- 焦りによる精神的疲労が増える
といった負担が積み重なりやすくなります。
フォークリフトなし現場
フォークリフトが使えない現場では、人力作業の割合が増えるため負担が大きくなりやすいです。
パレット物が、メインであっても、
- 現場にフォークリフトがない
- フォークリフト担当が不在
- バースが狭くフォークリフトが入れない
などの場合は手作業での積み下ろしが多くなります。
求人票ではフォークリフト作業の有無が明確に書かれていないこともあるため、事前確認が重要です。
配送件数が多すぎる仕事
配送件数が多い仕事は、1回あたりの荷物が軽くても体力消耗が大きくなりやすいです。
件数が多い仕事では、
- 積み下ろし回数が多い
- 乗り降りが増える
- 時間に追われやすい
といった特徴があり、想像以上に疲れやすい場合があります。
重量だけでなく「件数」にも注目することが大切です。
筆者自身、産廃業者で働いていた経験があります。
未経験の頃は約40件、慣れてからは約70件まで対応できました。
あくまで目安ですが、件数の判断基準として参考にしてもらえると幸いです。
女性・未経験でも続けやすい楽な仕事の条件


手積み手下ろしと聞くと、「体力がないと無理」「女性には厳しい」といったイメージを持つ方も多いかもしれません。
しかし実際の現場では、仕事内容や条件を選べば、女性や未経験でも無理なく続けられる仕事は多くあります。
ここでは、現役ドライバーの目線から「比較的負担が少なく続けやすい条件」を紹介します。
パレット積み(フォークあり)
パレット積みとは、荷物をパレットという台にまとめて載せ、フォークリフトで積み下ろしを行う方法です。
このタイプの仕事では、
- 人力で持ち上げる回数が少ない
- 作業時間が短くなりやすい
- 体力消耗を抑えられる
といったメリットがあります。
「手積みあり」と書かれていても、実際には補助的な作業だけの場合もあるため、仕事内容の詳細を確認することが重要です。
荷役補助がある現場
荷役補助とは、倉庫スタッフや現場作業員が積み込み・積み下ろしを手伝ってくれる環境のことです。
一人で作業する場合と比べて、
- 身体への負担が分散される
- 作業スピードが安定する
- 精神的な余裕が生まれる
といった違いがあります。
女性ドライバーが多い現場では、こうした体制が整っているケースも多いです。
軽い荷物(雑貨・空箱など)


荷物の重量は、仕事の負担を大きく左右するポイントです。
軽い荷物の特徴として、
- 雑貨系(定番)
- 食品系(重量物の飲料ケースは除く)
- プラスチック容器
など軽量物中心の仕事であれば、手積みでも体力的な負担は比較的少なくなります。
筆者が実際に作業した目安として、5kg以下の荷物が中心であれば、未経験者でも慣れやすい傾向があります。
ある程度雑に扱っても大丈夫な荷物
すべての荷物が「絶対に傷つけてはいけない」ものばかりではありません。
例えば、
- 外装が多少濡れても問題ない商品
- 角潰れが許容される荷物
- 料理の材料などのケース物
などは、過度に神経を使う必要がないため、精神的な負担が軽くなります。
慎重さが必要な精密機器などと比べると、作業のストレスは少ない傾向があります。



単価が高い商品を破損させると精神的に辛いもんね。



扱う物によって商品事故の扱いが違うからしっかり確認した方がいいかな!
現場に屋根がある
見落とされがちですが、作業環境も重要なポイントです。
屋根付きバースや屋内作業が中心の現場では、
・雨に濡れない
・夏の直射日光を避けられる
・冬の寒さの影響が少ない
など、作業環境が安定します。
同じ手積みでも、環境次第で体感的な負担は大きく変わります。
手積み手下ろしが少ない車種・仕事内容
手積み手下ろしの負担を減らしたい場合は、仕事内容だけでなく「車種選び」も重要です。
トラックの種類によって、積み込み方法や作業内容は大きく変わります。
ここでは、比較的手積み作業が少なくなりやすい車種や仕事内容を紹介します。
ウイング車(パレット物)


ウイング車は、荷台の側面が大きく開く構造になっており、フォークリフトでの積み下ろしがしやすい車種です。
そのため、パレット単位での荷役が多く、手作業の割合が少ない傾向があります。
具体的には、
- 工業製品
- 雑貨
- センター間輸送
などで使われることが多く、フォーク積みが中心になる場合もあります。
未経験者や体力に不安がある方は、まずウイング車の仕事から探してみるのもおすすめです。
詳しくは、こちらの記事で解説しています。
▶︎ウイング車の仕事内容について解説
箱車(台車物限定)


箱車は荷台が完全に囲われているタイプのトラックで手積みが多いのが特徴ですが、仕事内容によっては手積みが少ないケースもあります。
特に、
- カゴ台車
- ロールボックス
- カート輸送
など、台車単位で積み下ろしできる仕事は比較的負担が軽くなります。
台車を押して移動させるだけで済む現場もあるため、女性ドライバーが活躍しているケースも多いです。
アームロール車(交換)


アームロール車は、コンテナを丸ごと交換するタイプの車種です。
荷物を一つずつ積むのではなく、コンテナごと積み替えるため、手積み作業が少ない場合があります。
仕事内容としては、
- 廃材回収
- 産業廃棄物
- コンテナ輸送
などが代表的です。
ただし、産業廃棄物や現場系の荷物を扱うことも多く、汚れやにおいが気になる現場もあります。
例えば、
- 作業着が汚れやすい
- 手袋や安全対策が必須
- 荷台周辺の環境が清潔とは限らない
など、体力面とは別の大変さがあります。



肉体的には、かなり楽だったんだけどなあ……



扱ってる種類にもよるけど汚れやにおいが気になる人は向き不向きあるかもね。
手積み手下ろしが減っている理由(業界のリアル)


「手積み手下ろしはきつい」というイメージがある一方で、物流業界では少しずつ作業負担を減らす動きも進んでいます。
以前に比べて手作業が減っている現場も増えており、仕事内容を選べば体力的な負担を抑えられるケースもあります。
ここでは、現場目線で見た「手積みが減っている背景」を紹介します。
パレット化が進んでいる
物流の効率化を目的として、荷物をパレット単位で扱うケースが増えています。
パレット化とは、荷物を一つずつ運ぶのではなく、まとめてパレットという台に載せてフォークリフトで移動する方法です。
この流れによって、
- 積み下ろし時間の短縮
- 作業効率の向上
- ドライバーの負担軽減
といったメリットが生まれています。
特にセンター間輸送や企業向け配送では、パレット化が進んでいる現場が多く、手作業の割合が減っている傾向があります。
人手不足で作業軽減
物流業界では慢性的な人手不足が続いています。
そのため企業側も、
・ドライバーの負担を減らす
・長く働ける環境を作る
といった方向に変化しつつあります。
具体的には、
- 荷役スタッフの配置
- フォークリフト作業の増加
- 手積み作業の削減
など、作業を分担する現場も増えてきています。
ドライバー不足が進む中で、「きつすぎる仕事」は敬遠されやすくなっているのが現状です。
労働時間規制(2024問題)
2024年からの労働時間規制によって、ドライバーの労働時間管理がより厳しくなりました。
(出典:国土交通省)
これにより、
- 積み込み・積み下ろし時間の短縮
- 荷役作業の効率化
- 機械化の導入
などが求められるようになり、結果として手作業の削減が進んでいます。
企業側も時間内に配送を終える必要があるため、手積み中心の非効率な作業は今後も見直されることになります。
実際に筆者が働いてる会社も荷主側の改善が進んで残業時間を2〜3時間ほど短縮することに成功しています。



配達日数をを減らす企業も出てきたみたいだね



閑散期の時に稼働率を落としてもなんとかなるって理解されてきたからね!
手積み手下ろしでも女性ドライバーはいる?(現場のリアル)


筆者が現在働いている職場では、ドライバーの約1割が女性です。
中には数十年働いているベテランドライバーや、一度離れてから戻ってきた「出戻り」の方もおり、長く続けられる環境があることを実感しています。
実際に働きやすいと感じる理由は、主に次のようなポイントです。
- ウイング車中心でパレット輸送が多い
- フォークリフトを使うため手作業が少ない
- 倉庫内に専用の作業員がいて、ドライバーがパレットに積み替える必要がない
- 手積みがあっても5kg以下の軽量物が中心
- 無理な運行が少なくドライバー同士の人間関係が良好
特に、倉庫内に専用の作業員がいる点は大きなポイントです。
ドライバー自身が荷物をパレットに乗せる作業が少ないため、体力的な負担が軽減され、未経験者や女性ドライバーでも働きやすい環境になっています。



長く働く人が多い会社はちゃんと理由があるんだね



最近は、職場環境を改善してる会社が増えてきて働きやすくなってるよ!
現役ドライバーが教える「楽な仕事の探し方」


手積み手下ろしの負担は、仕事内容や会社選びによって大きく変わります。
つまり、「楽な仕事」を見つけるためには、求人の探し方そのものが重要です。
ここでは現役ドライバーの目線から、負担が少ない仕事を見つけるためのポイントを紹介します。
エージェント活用
転職エージェントを利用するメリットは、求人票だけでは分からない情報を事前に聞ける点です。
例えば、
- 手積みの割合
- 荷物の重さや種類
- フォークリフト使用の有無
- 荷役補助の有無
など、実際の仕事内容を詳しく確認できる可能性があります。
仕事内容のリアルを事前に聞ける「トラックドライバー向け転職エージェント」については、こちらの記事で詳しく解説しています。
転職サイトの使い方
転職サイトを使う場合は、単に給与や勤務地だけで探すのではなく、仕事内容の詳細に注目することが重要です。
チェックしておきたいポイントとしては、
- 車種(ウイング車、箱車など)
- 積み込み方法(パレット、台車など)
- 配送件数
- 荷物の種類
などがあります。
「手積みあり」と書かれていても、実際には補助的な作業のみの場合もあるため、複数の求人を比較して傾向を見ることがおすすめです。
まずはどんな求人があるか情報収集したい方は、転職サイトで仕事内容を比較してみるのも良いでしょう。
求人票の見方(危険ワード)
求人票には、仕事内容の負担を間接的に示す表現が含まれていることがあります。
例えば、
- 体力に自信ある方歓迎
- 稼げます
- やりがいのある仕事
などの表現は、作業量が多い可能性を示している場合があります。
もちろんすべてが悪いわけではありませんが、未経験者や体力に不安がある方は、具体的な仕事内容をしっかり確認することが大切です。
まとめ|手積み手下ろし=必ずきついわけではない


手積み手下ろしと聞くと、「体力がないと続かない」「女性や未経験には厳しい」というイメージを持つ方も多いかもしれません。
しかし実際には、仕事内容や会社の環境によって負担は大きく変わります。
同じトラックドライバーの仕事でも、
- パレット中心で手作業が少ない現場
- 軽量物が中心の配送
- 荷役補助がある環境
など、条件次第で体力的な負担を抑えながら働けるケースもあります。
重要なのは「手積みがあるかどうか」だけで判断するのではなく、仕事内容の中身をしっかり見ることです。
仕事選びの段階で、
- 荷物の種類
- 積み込み方法(パレット・台車など)
- 配送件数
- 作業環境
といったポイントを確認しておけば、ミスマッチを防ぎやすくなります。
手積み手下ろし=必ずきついというわけではありません。
「手積みあり」と書かれていても、実際の仕事内容は求人ごとに違うため、事前に情報を集めて比較することが大切です。
まずは仕事内容のリアルを知りたい方はこちら
▶︎トラックドライバー向け転職エージェントの活用方法













